犬鳴山荘

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犬鳴山荘の自立支援介護【栄養ケア】

2021.12.14 - Tue.日常ブログ

犬鳴山荘では、自立支援に向けた取り組みを行っています。

今回のテーマは「食事」について。

山荘の栄養ケアでは、普通食で1日1600 kcal以上の栄養を摂取すること目標としています。

食事の摂取量や必要な栄養が不足すると、

〇 寝たきりや認知症をひき起こす

       ↓


〇 運動量が減り、筋肉や関節を使う機会が減る

       ↓

〇 筋力が落ち、身体は衰えていく

       ↓

〇 衰えれば更に食事量は減る

と悪循環を引き起こしてしまいます。

そのため食事摂取に関し、様々な取り組みを行っています。

まず管理栄養士が事前情報などから食べられるであろうと思われる食事形態を提案。

厨房スタッフも、安全に美味しく召し上がっていただけるよう色々と試行錯誤。

できるだけ普通食を食べていただけるよう、一口大や荒刻みなどサイズにも配慮。


噛む力や飲み込む力が衰えている場合は、ソフト食を提供。

また見た目も重視し、食器や盛り付けにも気を配り「五感」で食べていただけるよう心掛けています。


介護スタッフは食事中の様子を観察し、咀嚼や嚥下状態、食の進み具合を報告。

月に1度行われるミールラウンドにて医務・管理栄養士・ケアマネと相談し、

必要に応じて食事形態の見直しも行います。 

できるだけ自分でしっかりと噛んで食べていただくこと。

単に栄養源としてだけでなく「楽しみとしての食事」を味わっていただく事。

「美味しい!」「もっと食べた~い!」

そんなご利用者の嬉しいお声を励みに、スタッフ一同頑張ります!

これが犬鳴山荘が行っている「自立支援介護」です。

今後も取り組みをご紹介していきます。ご期待ください!