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犬鳴山荘の自立支援介護【ポジショニング座位編①】
2025.9.19 - Fri.日常ブログ
こんにちは。
犬鳴山荘で取り組んでいる自立支援介護、今回はポジショニング座位についてご紹介いたします。
皆様は普段は何気なく椅子に座っていますが、長時間同じ座位姿勢でいると、お尻や腰に痛みを感じると思います。
そのような時は、足を組んでいる人は足を組みかえたり座り直しをして姿勢を変え、お尻や腰にかかる負担を減らす行為を行っています。
そして、自分自身にとって楽で安定する姿勢を無意識にとっています。
犬鳴山荘のご利用者においては、車イスに座ったまま過ごしている方が多いですが、自ら姿勢を変えることができない方が多くいらっしゃいます。
そこで、車イスご利用者に安定・安楽な座位姿勢を保ってもらうために、犬鳴山荘ではクッションを活用しています。
例えば、お尻の下にクッションをひとつ敷くとお尻の痛みは軽減されますが、体が傾き安定しません。
しかしクッションの下にクッションを重ねて座ってみると…?
体がまっすぐになり、安定した姿勢となりました。
また、安定・安楽な座位姿勢はお食事をする際にも効果を発揮します。
座っている姿勢が悪いと、誤嚥の恐れが出たり、自分自身でお食事を召し上がるのが難しくなったりします。
何よりも、ツラい姿勢ではお食事が美味しくいただけないですよね。
犬鳴山荘では、よりよい日常生活をおくっていただくために、このような取り組みも行っています。