2023.9.27 - Wed.日常ブログ

犬鳴山荘では、自立支援に向けた取り組みを行っています。

今回は「運動ケア」について特養での実例をご紹介します。

最終回は「実例を振り返って」をお話します。

前回までは、歩けなくなったご利用者がどのようにして歩けるまでに回復したのかをご紹介してきました。

現在では短距離なら手引き歩行できるまでに改善されています。

ご利用者の「歩きたい！」という希望を達成できた事は、リハビリスタッフも大変嬉しく思います。

今回は自立支援介護の基本ケアの一つ、運動ケアをクローズアップしてご紹介しました。

「ご利用者の能力を引き出し、出来る事を増やす」自立支援の基本的な考え方です。

時間はかかっても根気よく続ければ、ご高齢の方でも運動能力が回復する事がお分かり頂けたと思います。

ですが、運動ケアだけ頑張ってもこの成果は得られません。

覚醒を促すための「水分ケア」、元気な身体を維持するための「栄養ケア」、出るものがしっかりと出てスッキリとした状態になるための「排泄ケア」。

この4つの基本ケアがしっかりと行われる事により、ご利用者は元気な身体を取り戻していきます。

これからもご利用者に元気で過ごして頂けるよう、自立支援介護に取り組んでまいります。

【運動ケア　1～3】※タイトルをクリックするとページにジャンプします。

第1回　「ケア開始まで」

第2回　「筋力回復に向けて」

第3回　「歩行に挑戦」