2023.8.14 - Mon.日常ブログ

犬鳴山荘では、自立支援に向けた取り組みを行っています。

今回は「運動ケア」について特養での実例をご紹介します。

第3回は「歩行に挑戦」をお話します。

前回は、歩行に向けて筋力アップをする為のトレーニングをご紹介しました。

下肢の筋力が強化された事で、いよいよ歩行訓練の開始です。

まずはいつものルーティーンをこなします。

もう立ち座りもスムーズ、足の動きも軽やかです。

平行棒（往復約5ｍ）での歩行にいよいよ挑戦です！

本当に歩けるまでに筋力は回復しているのでしょうか？

「手すりを持ってゆっくり歩いてみましょうか？」

スタスタスタ・・・Σ(￣□￣|||)

見て下さい！！なんと、歩けました！　＼(^o^)／

「うわ～！凄い！　本当に歩けましたね！」

ご本人よりも私が驚き、思わず拍手をしていました　(^O^)／

ご利用者も「やっと歩けたわ～、ありがとうな」と大変お喜びの様子。

久しぶりに歩いた為、まだ姿勢も前傾気味で足の運びも不安定感が見られます。

初日は無理せず2往復で終了。それでも挑戦は大成功！

「もっと歩けるようになりたいわ」と、ご利用者は意欲満々！

その後も訓練を重ね、今では休憩しながら10往復（約50ｍ）ほぼ自力で歩行できています。

ここまでに約8ヶ月かかりましたが、ご利用者の希望であった歩行が再びできるようになりました。

まさに「継続は力なり」ですね　(^^♪

はい、盛り上がったところで今回はここまで。

次回は最終回、「実例を振り返って」をお話ししたいと思います。

ご興味のある方は是非ご覧ください (^O^)／