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特養の自立支援介護【ポジショニング】

介護職員の初音です。
犬鳴山荘では自立支援に向けた取り組みを行っています。
今回は「ポジショニング」について紹介させていただきます。

ポジショニングとは、自分で体を動かせなくなったご利用者に対してクッション等を利用し、
安楽な姿勢を保つことです。
施設で生活を送る中で、左足首に傷が出来てしまったご利用者がいました。
ご本人は痛みを話され、なぜ傷を作ってしまったのかの要因・これから傷を作らせないためには
どういう介護をすればいいのか検討し、
① 栄養状態が悪化している。
② 直接ベッドに肌が触れる時間が長くなっていた。
以上の2点が考える要因として出てきました。

①「どうすれば栄養状態が改善できるか」
3か月前は、出された食事を5割~6割程しか食べられない状態だったので、
管理栄養士・看護師・介護職員がどうすれば食事を食べていただけるようになるかを話し合い、
食事のおかずを刻み、食べやすい形に変更することで食事量が増え、
現在は8割~9割まで食べることが出来るようになりました。

②「寝る姿勢・クッションの位置」
3か月前はこのような状態で休まれていました。

この状態から、どうすれば傷が治るのか、また再度傷ができないためにはどうするべきか。
理学療法士、看護師、介護職員で話し合い、
今回のご利用者の右足は筋肉が少なくなり、ご自分では動かすことが出来ないので、
クッションを使用して新たに傷を作らせないようにし、
左足には違う形のクッションを使用することで傷を治していくことをめざしました。
現在はこのようにお休みいただいています。

ポジショニングを行うことで痛みが無くなり栄養状態も改善し、
ご利用者の言葉数も増え、生活の質も向上しているように感じます。
今後も各ご利用者に合ったポジショニングを検討・統一して行っていきたいと思います。

次回は「水分補給」について紹介します。

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